筝演奏家「翁長洋子」の活動

翁長洋子筝曲院
地図
翁長洋子筝曲院
2000年1月10日発足

日本の筝に新風を吹き込んだ巨匠沢井忠夫師に学んだヤマト筝の技法を基に、それらを指導の多くに採り入れ、その技術向上と普及に務め、郷土の文化の発展に貢献し、更に広く、特徴のある郷土の音楽創りを目指す。

従来の“筝”に“十七弦筝”“二十弦筝”を加え、新たに器楽曲を奏す事を目的とした三線を採り入れ、その教材は従来のヤマトの発刊物に加え、五線譜による指導、また在来のわらべ唄〜沖縄のうた、又、自作曲等、独自の教材を用い広く学ぶ。

そして、多くの舞台を通して、沖縄の新しい筝曲の発展と普及に尽力し、活動を進めることを目的として、2000年1月10日に発足。

会員募集:いつでも、どなたでも入門できます。初心者も大歓迎。

お問い合わせ・お申し込み
〒903-0804 那覇市首里石嶺町3-213-4(石嶺交番向かい)
TEL/FAX:098-884-0353

2002年喫茶室アルテ弁ヶ岳店 筝アンサンブル
従来の十三弦筝とソプラノ筝、十七弦筝、二十弦筝などで多彩なジャンルの曲を演奏。
2002年1月25日〜翁長洋子&アンサンブルライブ2002〜「春よ来い」(於:喫茶室アルテ弁ヶ岳店)
1月8日お役所ライブ“初春や”(於:那覇市役所本庁ロビー)

2001年12月28日「御殿山」年忘れコンサート(於:首里「御殿山」)
12月23日第22回コザ中学校吹奏楽部定期演奏会・筝と吹奏楽の為の組曲「嵯峨野」共演(於:沖縄市民会館)
12月2日中村司作曲(遺作)「AKATICHI 暁」初演(於:県立郷土劇場)
4月1日宮本亜門邸(玉城村)築2年祝いコンサート(於:玉城村宮本亜門邸)

2000年12月CD「四季ものがたり」制作・翁長洋子&筝アンサンブルライブ
7月16日鳩山寛となかまたち(於:カトリック文化センター)
7月1日2000年アート&コンサート(於:シュガーホール)
2月7日「新春 筝の調べ」(於:ふぃんどふぉーん)

1999年7月22日「はとやまサマーコンサート'99」(於:パレット市民劇場)
1月11日ソロアルバム第1弾CD「琉球の星降る島に」〜クラウンレコードから発売〜記念パーティ(於:パレスオンザヒルホテル)

1998年12月10日はとやまOKINAWAコンサート(於:パレット市民劇場)
10月APEC国際会議メインイベント(於:ラグナガーデンホテル)

1997年12月1997X'masブレンドコンサート・鳩山寛となかまたち(於:パレット市民劇場)

1995年10月琉球放送「きものの女王」アトラクション

1993年「翁長洋子&筝アンサンブル」結成

1998あしびなー柿落とし
1996民族音楽史曲「尚円」東芝EMIよりCD収録発売
1995沖縄市民会館(後日NHK放映テレビ)
1995伊是名島コンサート
民族音楽「響(とよむ)の会」
琉球の民族音楽と音楽をこよなく愛する自由人の集まり。

沖縄の古典音楽は歌曲が完成されているのに対し、器楽曲は殆んど存在しないのは 世界的に見ても珍しい事である。

琉球の楽器には単に謡の伴奏、つまりウトゥム小(グワァー)と称されるように謡に添えられた「供」であり、それほど重要な存在ではなく謡い乍ら弾ける程度の技巧にとどめた。

つまり古人は楽器をトモとして置いたのです。

琉球に本格的な器楽曲が生まれたのは戦後“響の会”の発足からである。

昭和○年、民族音楽詩曲“響(とよむ)”のために結成されてこの名がついた。

今のメンバーは、筝:翁長洋子筝曲院・胡弓:弓の会・笛:弓の会・三絃:三絃木謡会/具志川三絃塾・謡:野村流古典音楽保存会・鳴物:読谷島太鼓。

平成7年史曲「尚円」も響の会の演奏で好評を得、すでにCD化され全国発売された。

この響の会のステージの形態は舞台の設営からして従来とは異なっているため、中々演奏する機会に恵まれず要望のある割にコンサートをするに至らず悶々と皆その機を 待ち望んでいる。

コンサートマスターを勤める翁長洋子はこの響の会のために琉球筝曲の先生方へも 楽譜指導を成し、民族音楽への参加に尽力しその功績は甚大である。【普久原恒勇:談】

オフィス・サード・ムーン Office III(3rd) Moon
筝、ピアノ、芝居とのコラボレーション。三者のユニークな発想によるアブナイ企画。

語り:照屋京子・ピアノ:松崎順司(東京在)・筝:翁長洋子の三人によるプロジェクトで、独創性のある音楽(その時々に合わせた曲づくりから初まる)と時には3人による芝居も(必要とあらばゲストも巻き込んで)あり、各々の持味を活かしつつ、隠れた才能(???)も互いに引き出しつつ、かなり色濃い舞台は……正直言って本人達も怖い!

私にはこういう一面もあったのだと思い知らされる。やはり怖い。無謀な三人はよく衝突もしていて、その度に冷却期間もおかなければならない。この舞台には、ゲストに個性的な方をお招きするのだが、きっと覚悟がいるに違いない。

さて、そろそろ三人が動き出すとすると……。巻き込まれるのは〜あなた〜かもしれない。

☆沖縄の地で、音楽、舞台を通して巡り会った作曲家、筝奏者、女優の三人が、それぞれの感性で、音と言葉を奏であう異色の舞台。曲、ピアノやシンセサイザー、そして肉体という楽器がそれぞれにからみ、歌い、奏であう。

Office 3rd Moonの公演「月幻想」シリーズ

テーマ曲 月幻想:作曲/松崎順司
Office 3rd Moon:作詞/照屋京子、作曲/翁長洋子、編曲/松崎順司